結婚相談所の交際期間ルール 〜IBJ日本結婚相談所連盟の場合〜

結婚相談所の交際期間|交際の種類とトータル期間

初めに

今はとにかく自然な出会いが少ない時代です。

そんな時代において、真剣に結婚したいと思う時、お見合い結婚は具体的な方法の一つです。

婚活アプリや婚活居酒屋など様々な出会いの場が生まれたことから、お見合いに対する抵抗感も薄くなり、安心安全な出会いの場として積極的な利用が増えています。

スピード感の違い

恋愛結婚の場合とお見合い結婚の場合ではスピード感が全く違います。

恋愛結婚の場合、平均4年かかると言われています。

一方、お見合い結婚は多くの人が活動から6ヶ月〜1年程度で結婚に至っています。

結婚相談所でお見合い結婚とはいえ、すぐすぐ結婚するわけではありません。

結婚前提で、ちゃんとお互いの相性について確認し合う交際期間があります。

交際期間に関するルール

当社では、無料入会相談の時、「交際の種類」「交際期間」について、活動全体のフロー図(「ご入会〜ご成婚まで」)を使ってビジュアルで説明しています。

結婚相談所で婚活する上で交際期間のルールはとても重要なのですが、誤った説明をするカウンセラーさん、曖昧な理解をしたまま活動してしまう会員さんが多いのもようです。

結婚相談所連盟(協会)によって交際期間のルールが異なること、ネット上も??な情報が出回っていることが原因でしょうか。

当社のおいても、活動中の会員さんから「もう一回、交際期間のルールについて教えてください!」と言われることがあります。

そんなわけで、今日のブログでは

結結婚相談所の交際期間ルール〜IBJ日本結婚相談所連盟の場合〜

について書いてみます。

プレ交際(仮交際)と真剣交際

交際についてですが、交際には「プレ交際(=仮交際)」と「真剣交際」の2つがあります。

まず、この2つはそれぞれどういうものなのかご説明することから始めます。

プレ交際(仮交際)について

交際の二文字の頭にプレがついています。

プレ交際は、いわゆる一般的な交際とは解釈がまったく違います。

結婚前提でお見合いをし、お二人ともがもう少しお相手のことを知りたいと判断したら、プレ交際が成立します。

お見合いで一度会っただけの二人なので、これから本格的な交際をするかどうかということについて、お互いがフィーリングなどを確認し合う時間が必要です。

それがプレ交際期間です。

プレ交際は自分とぴったりなお相手を幅広く探すことが目的なので、同時複数交際が可能です。

この点がいわゆる一般的な交際とは大きく異なる部分です。

あくまで仮の交際ですので重く捉えず、色んなタイプの方と過ごしてみて自分の結婚観を確認することも良い経験になると思います。

プレ交際期間中は最低月2回、できれば3回4回と頻繁に会って二人の時間を共有することが大切です。

真剣交際について

しばらく仮交際をした後、お互いが結婚相手候補として認め合ったお二人は真剣交際という一対一の交際ステージへ移行することになります。

真剣交際以降は、お二人とも別のお相手とお見合いをすることもプレ交際することもできなくなります。

一人に絞るという点で、真剣交際は一般的な交際に近い感覚です。(原則、男女の肉体関係は禁止です)

真剣交際中は、結婚へ向けた踏み込んだ話し合いも行うことで、ぐっと親密度を深めることが大切です。

そのまま順調に進めば、ほとんどのケースにおいてプロポーズ→成婚退会へと進んでいきます。

ちなみに、「真剣交際→成婚退会」の確率について、IBJ全国データでは60%台のようです。

当社マリアージュ38は92%です(2017.1〜2018.12)

真剣交際は一人に絞った活動となるため(=他の方との出会いがなくなるため)、万一のことがあると大変なので、当社では真剣交際を決断する際、会員さんご本人の気持ちはもちろんですが、お相手の情報についても十分聞き取ってからゴーサインを出すようにしています。

私にとって大切なことは、会員さんのための婚活であること、会員さんの幸せな結婚なので、成婚料を意識し、曖昧な見通しのまま真剣交際をプッシュするようなことは決してありません。

交際期間について

まずは、IBJ日本結婚相談所連盟の公式ルールをご覧ください(KONKATSU WEDDING BOOKより)

「お見合い後の交際期間は、お見合いの日から3ヶ月がルールです。この期間内に担当カウンセラまで、ご成婚(成婚退会)の意思表示をお願いいたします。もろもろのご事情により延長を希望される時は必ず担当カウンセラーにご相談ください。」

「・・・交際期間を延長し、通算6ヶ月を経過した場合(交際期間は原則3ヶ月)などは成婚とみなします。」

つづいて、分かりやすく解説いたします。

交際期間については、プレ交際と真剣交際で交際期間を区切るのではなく、交際という一括りで見る、人物単位で捉えるということです。

初めて会った日(お見合い当日)から、結婚するのかしないのか答えを出すまでの期間が一人のお相手に対し、原則3ヶ月というルールです。

よく耳にするのが「プレ交際期間が3ヶ月で、真剣交際期間が3ヶ月で、合計6ヶ月が交際期間」という説ですが、これは完全な間違えですのでお気をつけてください。

お互いが結婚相手として前向きな気持ちを持ちながら、3ヶ月では答えを出せないという場合、その時はお二人と双方相談所の4者が合意することによって期間延長すること可能です。

ただし、延長する場合でも交際期間は最大6ヶ月で、6ヶ月を超えた場合はお二人揃って成婚退会ということになりますので、お気をつけください。(実際このケースはほとんど聞いたことがありません。)

最後に

原則3ヶ月と聞くと、おそらく短く感じるのではないでしょうか?

然しながら、数多くのご成婚カップル見てきた経験からいえば、本気で結婚を考える二人においては妥当な期間だと思います。

恋愛が結婚につながりにくく、時間がかかってしまう原因はこうした期限がないことも一因です。

ルールとしての3ヶ月という枠の中でお互いが集中して向き合うということはメリットであると理解していただきたいと思います。

それに、延長が可能で、とにかく3ヶ月経ったら成婚退会になってしまうというわけではありませんのでご安心ください。

現実的なパターンとして、二人の結婚の意思そのものは固まっているが、プロポーズ準備や親族へのご挨拶があるため、お見合いから4ヶ月後、5ヶ月後の成婚退会となることはよくあることです!

 

以上、結婚相談所の交際期間ルール〜IBJ日本結婚相談所連盟の場合〜について書きましたが、いかがでしたでしょうか。

今日は内容的にちょっと堅い感じになってしまいましたが、基本ルールは正しく認識していないとトラブルの原因にもなってしまいますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

  

IBJ日本結婚相談所連盟

新橋・湘南マリアージュ38

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